独立するなら円満退職を心がけよう

エンジニアが独立するのであれば、円満に退職することが重要です。
なぜなら、フリーランスになると人脈を頼って仕事を獲得することになるため、今まで働いていた会社やその関係者から仕事をもらうこともあるからです。そのため良好な関係を維持したまま退職する必要があります。

エンジニアが円満に退職するためには、まず退職理由は正直に伝えることが大切です。このとき、上司や同僚に対して感謝の意を示すことも重要。少しでも印象良くお別れできるように行動しましょう。
また、退職するタイミングを早めに伝えることも重要です。会社側が人員配置を調整する時間を確保することができます。円滑な引継ぎができるように、退職日を柔軟に調整することも検討してください。

とりわけエンジニアの場合は退職を切り出すタイミングは円満退職のためには重要となります。
まず第一に会社の業務がピークを過ぎ、比較的落ち着いている時期がベストタイミングとなります。プロジェクトが一段落した時期や新しいプロジェクトに参加する前の時期などは、業務の引継ぎが比較的スムーズに進み、円満な退職ができる可能性が高くなります。
上記のような時期に退職することで、会社側も引き継ぎや人員配置の調整を行いやすくなり、円満な退職につながります。ただし個人の事情によっては、上記のタイミングに合わせることができない場合もありますので、柔軟に対応していく必要があります。

最後に、適切な引継ぎを行うことも大切です。自分が担当している業務について十分なマニュアルを残したり、後任者に引き継ぎの指導を行います。自分がいなくなっても仕事が困らないように、ただ言葉で伝えるだけでなく形に残すことを意識しましょう。